3月20日から3日間、三木市で「春高・春中ゴルフ」を開催
春高・春中ゴルフの愛称で親しまれている「2023年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人の部」が3月20日から3日間、三木市内のゴルフ場でそれぞれ中高生個人戦が行われた。
オリムピックゴルフ俱楽部で行われた高校男子の部は、外岩戸晟士(ほかいわど・せいじ、代々木1年)が完全優勝。チェリーヒルズゴルフクラブで行われた同女子の部は、左奈々(沖学園2年)が逆転優勝した。
また、三木ゴルフ俱楽部で行われた中学の部は、男子が岡田健太郎(西郊2年)、女子は伊藤せあら(聖霊3年)が優勝した。
同選手権は、来年も三木市内にあるオリムピックGC、チェリーヒルズGC、三木GCの3コースで開催される。※学年は23年度。
文部科学大臣楯を目指してティーオフしていく高校生ゴルファー
1月26日 連盟45周年記念祝宴を開催
今年創立45周年を迎えた一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟は、記念祝宴を1月26日に都内で開催し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長や日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長、日本プロゴルフ協会(PGA)の吉村金八会長ら100人を超える関係者が出席した。
主催者あいさつに先立ち、今月1日に発生した能登半島地震の犠牲者に向けて、黙とうが捧げられたあと、参議院議員で連盟の会長を務める中曽根弘文氏が「健全な青少年を育成するという理念のもと、多くの連盟出身者が国内外で活躍しています。これもひとえに、いままで連盟を支えていただきました関係者の皆様のおかげです」と、謝意を表した。続いて井上尚彦理事長が「ジュニアゴルフ人口は減少傾向にあます。これからは環境の整備に力を入れていきたい」と、ジュニアゴルファーの現況を説明し、今後の連盟の活動方針などを報告した。
連盟45周年の祝宴であいさつした中曽根弘文会長
中学男子は岡田圧勝 女子は伊藤が激勝
2023年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人の部
中学の部は三木ゴルフ俱楽部で、高校の部と同様に3日間競技が行われた。初日からめまぐるしく天候が変わる中、男子は岡田健太郎(三重・西郊2年)が216ストロークで、3日間一度も首位を渡さない圧勝劇を演じた。2位には219ストロークの吉行アムロ(広島・高屋2年)と梅田琉偉(愛知・愛教大附3年)が入った。
また同女子は、2日目に首位に立った伊藤せあら(愛知・聖霊3年)が217ストロークで、岩永杏奈(兵庫・塚口3年)の追撃を振り切って1打差で激戦を制した。2位は岩永、3位は根田うの(北海道・北広島大曲3年)が入った。※学年は23年度。
中学の部を制した岡田健太郎(右)と伊藤せあら
日章学園・丸尾&荒木が選手宣誓 開会式では出場選手を代表して、日章学園高(宮崎)の丸尾怜央(2年)と、同校の荒木七海(1年)が選手宣誓を行い「お世話になった人々に感謝し、全力でプレーしたい」と力を込めた。 ※学年は23年度。 |
三木市・仲田市長があいさつ 〇…開会式には大会を共催する三木市の仲田一彦市長が登壇し、「春高・春中ゴルフが三木市で開催されて4回目を迎えました。これもひとえに関係各位のおかげです」とあいさつした。また、高校の部の表彰式にも来賓として列席した。
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協賛社が飲料など提供 〇…春高・春中ゴルフでは協賛社のサントリーや高陽社、井村屋、カバヤ食品、オハヨ乳業、神戸ヤクルトなどから飲料ほかが選手に提供された。
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タイプの違う3コースで開催
春高・春中ゴルフの舞台となったのは共催する三木市にある3コースだ。
高校男子会場となった「オリムピックゴルフ俱楽部」は、高低差30㍍のなだらなか丘陵地に18ホールを展開しているチャンピオンコース。関西オープンをはじめ、様々な競技が行われている。
高校女子の舞台は、世界的コースデザイナーのロバート・トレント・ジョーンズが設計した「チェリーヒルズゴルフクラブ」だ。2019年に日本女子プロゴルフ選手権を開催した。また2025年には、日本女子オープンゴルフ選手権の開催が決定している。
中学の部は、今年10月に行われる男子ツアーのACNチャンピオンシップが行われる三木ゴルフ俱楽部で開催された。1973年に開場した変化に富む丘陵コースで、三木市を代表する名門コースの一つだ。
高校男子は外岩戸完全V、高校女子は左が逆転V
2023年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人の部
高校男子の頂点に立ったのは、外岩戸晟士(ほかいわど・せいじ、東京・代々木1年)。3日間合計216ストロークで、初日からの首位を守りきって完全優勝を飾った。2位に6打差をつける圧勝に「ドライバーの飛距離、方向性とも良かった」と、持ち味のドライバーが絶好調。大きな文部大臣楯を手に笑みを浮かべた。「もっとアイアンの精度を上げて、夏の全国大会でも勝ちたい」と春夏連覇へ意欲をみせが、2打差の3位タイと届かなかった。なお、優勝した外岩戸には優勝副賞として8月の「SanSan KBCオーガスタゴルフトーナメント」(8月22~25日・芥屋GC)の出場権が贈られ出場。予選通過には3打及ばず、87位タイに終わった。222ストロークの2位には黒金翼(宮城・東北2年)と山﨑咲寿(茨城・ルネサンス1年)。
同女子は、最終日を72をマーク、3日間220でプレーした左奈々(福岡・沖学園2年)が、逆転で優勝した。「なかなかバーディーパットが決まらなかったが、前半の最終ホールでバーディーをとれたのが大きかった」と、ボギーが先行する嫌な流れを断ち切きり、後半を1アンダーでまとめて、順位がめまぐるしく変動した激戦に終止符を打った。「優勝できてとてもうれしい。お父さんをはじめ、支えてくださった方々に感謝したい」と、喜びをかみしめた。左は、優勝副賞として贈られた「宮里藍サントリーレディスゴルフトーナメント」(6月6~9日・六甲国際GC)に出場した。トップと1打差の2位は、北川紗玖楽(大阪・N高2年)が、222ストロークの3位は長澤愛羅(茨城・ルネサンス1年)と中嶋月葉(岡山・作陽学園1年)が入った。※学年は23年度。
激戦を制した左は、ホールアウト後に笑顔でインタビューに答えた |
豪快なショットを放つ外岩戸 |
高校生にプロが技術指導
代表合宿兼選考会
派遣大会への日本代表としての強化を目的とする強化合宿兼選考会を4月22~25日に、茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブで実施。2023年度3月31日時点の連盟ポイントランキング上位の高校生24人(男子12人、女子12人)が参加した。
合宿では、廣戸聡一氏によるフィジカルトレーニングをはじめ、連盟ヘッドコーチの鈴木規夫プロが技術指導したほか、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の鷲尾氏によるルール講習会などが行われた。
参加選手の中から、今年度のアジアジュニアゴルフチームチャンピオンシップ、ジュニアオレンジボウルゴルフチャンピオンシップ、エナジックジュニアオープン in OKINAWA、日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権、JGTOおよびJLPGAの競技へ出場選手が選ばれる。
強化合宿兼代表選考会に参加した選手
合宿では廣戸聡一氏が代表選手にフィジカルの大切さを講義した
中学生に一流の心得伝授
「2024全国中学生High Quality教育合宿 Supported by Yellow Angel」
オリンピック選手の発掘及び育成と、一般社会に対応できるエチケット・マナー教育並びにゴルフの知識教を行う「2024全国中学生High Quality教育合宿 Supported by Yellow Angel」が5月17日から3日間、兵庫・三木市内で行われ、全国から選抜された中学生ゴルファー16人(男子8人、女子8人)が参加した。
講義では、シドニー五輪背泳銅メダリストの佐々木(旧姓・中尾)美樹氏が、「世界を目指して」をテーマに「自分が世界一になるイメージを持って、それに挑戦することで、自分がやるべきことが分かってくるはず」と、自身の経験談を熱く語った。
また、同連盟コンディショニングスーパーバイザーを務める廣戸聡一氏と並河恭子プロがフィジカルトレーニングを実施。そのほか、連盟強化コーチの鈴木規夫プロの指導のもと実践を交えた練習などを行った。
秋は9月14日~16日の3日間、同市内の施設、ゴルフ場で実施する。
中学教育合宿に参加した選手たち(前列中央は廣戸聡一氏、後列中央は鈴木規夫プロ)
講義を行ったシドニー五輪背泳銅メダリストの佐々木(旧姓・中尾)美樹氏
男子丸尾怜央が前回大会のリベンジV
「第3回THE ROYAL JUNIOR」
日本カバヤ・オハヨーホールディングスが主催する「第3回THE ROYAL JUNIOR」(連盟後援)が4月19日から3日間、茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブで開催され、国内外のジュニアゴルファー89人(男子45人、女子44人)が出場した。
同大会は、THE R&A公認のもと2021年にスタート。昨年よりアジア太平洋ゴルフ連盟の協力を得て、アジア太平洋地域のジュニア選手を迎えたことで、レベルの高い大会になった。
3日間競技(54Hストロークプレー)の結果、男子は昨年に続いて出場した丸尾怜央が、トップと1打差で2位に終わった前回大会の雪辱を果たし、見事優勝。6月に行われた全英アマチュアゴルフ選手権(Ballyiffin Golf Club)の出場権を得た。
また、女子は齋藤愛桜が混戦を制し、同じく6月に開催された全英女子アマチュアゴルフ選手権(Portmarnock Golf Club)への出場資格を獲得した。同選手権に出場した齋藤は、世界の強豪選手を相手にベスト32と、奮闘した。なお、日本人選手の結果は別表の通り。
「THE ROYAL JUNIOR」で優勝した丸尾怜央㊧と齋藤愛桜
日本は男女ともに3位
「トヨタジュニアゴルフワールドカップ2024」(6月18~21日、愛知・中京GC石野コース)
大会1日目が悪天候のため中止となり、3日間54ホールの短縮競技で争われた。
日本チームは2大会連続のアベック優勝を目指したが男女ともに3位に終わった。男子は松山茉生が14アンダーと奮闘し、個人戦で優勝する活躍をみせたが、優勝スコアには5打届かなかった。
女子は1日目134でメキシコと並び首位に立ったが、2日目を139と伸ばせず、3日目も146と落とし、優勝したアメリカに14打差をつけられた。なお女子個人は、新地真美夏が2位に入った。
◇最終成績
▽男子①韓国405②アメリカ405③日本410④スウェーデン415⑤南アフリカ418⑥アルゼンチン422⑦カナダ423⑧オーストラリア427⑨イングランド428⑩コロンビア430⑪ジンバブエ434⑫メキシコ436
▽女子①アメリカ405②タイ416③日本419④メキシコ425⑤スペイン428⑥オーストラリア429⑦ペルー444⑧南アフリカ44⑨オランダ447
個人戦で優勝した松山茉生。戦いを終えて握手を交わした。 |
1日目は首位に立ったが、団体戦3位で終わった日本女子チーム |
韓国破った!日本男子
「第23回日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権2023」(3月26~28日、韓国郡山・グンサンリゾートカントリークラブ)
日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権2023には、連盟代表選手または選抜された中学生男女総勢12人が派遣された。
1日目は団体戦フォアボールマッチプレー、2日目は団体戦フォアサムマッチプレー、最終日はシングルスマッチプレーが行われ、男子は通算16対8で日本チームが勝ち、女子は13対11で韓国がチーム勝利した。
また、男子のベストプレーヤーには丸尾怜央(日本)とJang Moonkyung(韓国)、女子は長澤愛羅(日本)とLim Taeyoung(韓国)がそれぞれ選ばれた。
日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権2023」に参加した選手たち(右が日本チーム)
渋川は31位 「ジュニアオレンジボウルゴルフチャンピオンシップ2023」(1月2~6日、米国マイアミ・Biltmore Golf Course) 毎年、米国マイアミで行われている国際大会「ジュニアオレンジボウルゴルフチャンピオンシップ」に、連盟派遣選手として渋川煌が連盟派遣選手として出場した。(女子の長澤愛羅は出場せず)渋川は4日間合計299ストロークで31位タイ。5アンダー(279ストローク)でラウンドした米国のダレン・ジョウが優勝した。※別表の学年は23年度。 |
男子は東恩納、女子は左が優勝
「エナジックジュニアオープン in OKINAWA 2024」(2月10~11日、エナジック瀬嵩カントリークラブ)
2月に沖縄で行われた「エナジックジュニアオープン」に、連盟から8人の選手が出場した。男子の部で優勝したのは3日間合計146ストロークでプレーした地元・沖縄の東恩納昊貴。連盟派遣の小林翔音が149で準優勝した。
女子は春高を制した左奈々が、合計156ストロークで谷山理子と並んだが大会規定により優勝した。
出場選手 男子 |
出場選手 女子 |
鳥居さくらが優勝
日本女子アマ
連盟登録選手が男女ともにアマチュアゴルファー頂きに立った。
6月に千葉・我孫子GCで行われた「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で鳥居さくら(滝川二・3年)が優勝。また、降雨によるコースコンディション悪化のため、第4ラウンドが中止となった「日本アマチュアゴルフ選手権」(兵庫・廣野GC)では、首位タイの山下勝将(近大・4年)と松山茉生(福井工大福井・1年)によるプレーオフの末、松山が最年少記録で激戦を制した。
高ゴ連と姉妹団体の一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟(JGFC)は、教育の一環としてゴルフを愛好する子どもに、チーム(団体)を通じて心身の鍛錬とスポーツマンシップ精神を理解させ、規律を重んじる明朗な社会人としての基礎を養成することで、次代を担う子どもの健全育成を図ることを目的とした団体だ。今回、同連盟の上半期の主な活動を紹介する。
平田憲聖 大阪凱旋
松坂大輔氏も出場
「八光カップ 大阪オープン 2024 プロアマジュニアゴルフトーナメント」
今年で4回目を迎えた「八光カップ 大阪オープン 2024 プロアマジュニアゴルフトーナメント」(賞金総額600万円、優勝賞金100万円)が7月29日に、大阪・南河内郡太子町にある太子カントリー倶楽部で開催された。
「ゴルフを通じて、子どもたちの豊かな未来を創造する」を合い言葉に、将来を担う15歳以下の子どもたちが、ゴルフを楽しみながら、エチケットやマナーを学び、コミュニケーション力を身につけることを目的とした大会の意義に賛同した、プロとアマ、ジュニアゴルファー総勢169人が出場。プロとアマチュア、ジュニアがプロと同じ舞台に立ち親交を深めた。
大会には、今年7月のセガサミーカップで今季初優勝、国内メジャーを含む通算3勝目を挙げた平田憲聖プロが地元・大阪へ凱旋(がいせん)出場。倉本昌弘プロ、仁井優花プロら、レギュラーツアーシニアツアー、女子ツアー選手も大勢参戦した。また、アマチュアゲストとして元・メジャーリーガーの松坂大輔氏も出場し、大いに盛り上がった。
【主催】一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟
【後援】大阪府高等学校・中学校ゴルフ連盟、大阪府ゴルフ協会、報知新聞社
【特別協賛】八光
【協賛】三高商事、平川商事、ソワン、トレビアン、ECC、Sky、センコーホールディングス、東軸受、エム・エイ・エス、三昌、名阪真空工業、コーニッシュ、千石、扶和メタル、涼水設備、新名工務店、K’s開発、ダイワフルーツ、ACN、bears golf、高田紙器、TAKEiCHI、八光堂仏具店、中西工業、秋野組、グランマーブル、カトープレジャーグループ、高陽社、大勝建設
7月のセガサミーカップで優勝した平田憲聖プロも地元・大阪凱旋出場 |
大阪オープンではプロとジュニアが気軽にコミュニケーションできる(昨年大会より) |
初心者でも楽しめる試合 「センコーpresents 第1回U15全国ジュニアゴルフフェスティバル supported by PING」 ジュニアゴルフチーム連盟は、ゴルフ初心者のジュニアゴルファーに、ゴルフのマナーと楽しさを知ってもらうためのあらたなイベント「センコーpresents 第1回U15全国ジュニアゴルフフェスティバル supported by PING」を8月18日(日)から20日(火)までの3日間、蒲生ゴルフ俱楽部(滋賀・蒲生郡)で開催する。 19、20日に、15歳以下の選手で平均スコア100以上のエンジョイクラスによる1チーム4人での団体戦(9ホール・スクランブル方式)を実施。19日はダブルペリア、20日はスクラッチで競技を行い、各日で順位を決定。 また18日には、宿泊施設となるクレフィール湖東のグラウンドゴルフ場特設コースで、スナッグゴルフ体験会を実施。同日の夜にはウェルカムセレモニーを行う。 そのほか、19日夜には同施設でスナッグアウトなどのアトラクションを実施するなど、初心者のジュニアゴルファーが、ゴルフに触れ合うことができる充実の3日間となっている。 【主催】一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟 【特別後援】一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟 【後援】滋賀県ゴルフ連盟 【メインスポンサー】センコーグループホールディングス株式会社 【スポンサー】ピンゴルフジャパン株式会社 【助成】NPO法人イエロー・エンジェル 【サプライヤー】日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社 【協力】クレフィール湖東、蒲生ゴルフ倶楽部、一般社団法人TEAM―I、関西キャディサポート、報知新聞社、スナッグゴルフジャパン |
監督・コーチと選手が一丸となってプレーができるのがエンジョイクラスの醍醐味だ |
様々なスポーツ体験 「ジュニアスポーツフェスティバルinてんしば spported by 明治安田」 今年で3回目となる「ジュニアスポーツフェスティバルinてんしば spported by 明治安田」(主催=一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟)が9月7日(土)に、大阪・天王寺区にある「てんしば」(天王寺公園エントランスエリア)で開催される。 FC大阪、花園近鉄ライナーズ、オリックスバファローズ、KING OF MONSTER、TEAM|Iなどの各団体の協力のもと、サッカーや野球、ラグビー、跳び箱、スナッグゴルフ、ゴルフなど、様々なスポーツ体験が大人から子どもまで楽しむことができる。 参加は無料。当日はキッチンカーや企業ブースなども盛りだくさん。スポーツの秋に、家族連れで「てんしば」でスポーツ体験をしてみてはいかがだろう。 |
ゴルフ体験コーナーでは、プロゴルファーによる指導も行われる |
シニアプロがジュニアを直接指導 「ジャパンクリエイトカップ ジュニア&シニアオープン」 ジュニア、アマチュアと、異なるカテゴリーの同伴者と繰り広げるシニアプロの戦い「ジャパンクリエイトカップ ジュニア&シニアオープン」が7月30日から2日間、よみうりカントリークラブ(兵庫・西宮市)で行われた。 ジュニア選手はシニアプロから直接的な指導やアドバイスを受ける機会を得て成長し、またシニアプロはジュニア選手に自らの経験と知識を伝えることで次世代の育成に貢献する。そして、アマチュアゴルファーは、プロのテクニックを身近で見て自身のプレーへと活かす。今年、世代・立場を超えて競い合えるゴルフ本来の醍醐味を追求した大会が誕生した。 【主催】一般社団法人 ジュニアゴルフクラブチーム連盟 【後援】公益社団法人日本プロゴルフ協会 【特別協賛】ジャパンクリエイトグループ 【協賛】ECC、福岡雷山ゴルフ倶楽部、ゴルフパートナー、ウィズワン、Wave Energy、ジャパンクリエイト、Sky、センコー、バリューネットワーク、IOMIC、AWESOME GOLF、エムズプランニング、エリートグリップ、おぜき包装、テラオカ関西、取手国際ゴルフ倶楽部、中日本フード、平川商事、高陽社 |
ゴルフ体験コーナーでは、プロゴルファーによる指導も行われる |
U15チームの頂点目指す!!
「第1回 U15全国ジュニアアスリートゴルフクラブチーム選手権大会」 U15のアスリートクラスによる全国大会「第1回 U15全国ジュニアアスリートゴルフクラブチーム選手権大会」が8月4から6日の3日間、栃木県にあるピートダイゴルフクラブVIPコースで行われる。 全国の予選会を突破したチームがU15チームの頂点目指して熱い戦いを繰り広げる。 【主催】一般社団法人 ジュニアゴルフクラブチーム連盟 【特別後援】一般社団法人 日本高等学校・中学校ゴルフ連盟 【後援】スポーツ庁、公益社団法人日本プロゴルフ協会 【協賛】グローブライド 【協力】ピートダイゴルフクラブVIPコース |
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人生豊にしてくれる生涯スポーツ
「社会に出た時のコミュニケーションツールになり、仲間との絆も強くなる」
賛助企業に聞く「平川商事グループ常務取締役・平川経都氏」
「ゴルフを通じて青少年の人間教育をー」を理念に掲げている一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(以下高ゴ連)を、応援しているのが、国内外のゴルフ場をはじめ、様々なレジャー施設を運営している平川商事グループ。今回、同グループの常務であり、ゴルフ場の代表取締役社長を務める平川経都氏(31)に活動内容を聞いてみた。
1957年に創業した平川商事は、「豊かさを創造する企業」を企業理念に掲げ、リゾートホテルやレストラン、ゴルフ場などを経営する総合レジャーカンパニー。
ホテル・レストラン事業では、2010年に屋久島に上質な大人のリゾート「sankara hotel&spa 屋久島」を開業。また、近年はゴルフ場事業に力を入れており、2003年に大阪・南河内郡にある「太子カントリー俱楽部」の経営権を取得してゴルフ場経営を開始した。その後14年に、ハワイ州オアフ島にハイソサエティーなプライベートクラブ「ホアカレイカントリークラブ」をオープン。また、17年に「KOMAカントリークラブ」(奈良市)、20年には「玄海ゴルフクラブ」(福岡・宗像市)と「筑紫野カントリークラブ」(福岡・筑紫野市)を取得し、現在、国内5つのメンバーシップコースと、海外に1つのプレミアムリゾートコースを展開している。
同社常務であり、5コースの代表取締役社長を務める平川経都氏は、「年代を問わず大自然のなかで楽しめ、健康増進にも役立つゴルフは、まさに人生の豊かさを創造するスポーツだと考えています」と、ゴルフが同社の企業理念と一致するスポーツだと語る。
そんな同社と高ゴ連との出会いは数年前。経都氏の父親で同社社長の晴基氏が、連盟の井上理事長と同級生だったことから賛助会員としてスタートした。その後「ジュニアゴルファーに世界との交流の場を」と、3年前からKOMAカントリークラブで日韓対抗戦を開催。現在は経都氏が、ジュニア育成の支援活動を継承している。
最後にすべてのジュニアゴルファーへ「ゴルフは社会に出た時のコミュニケーションにも役立ちます。ゴルフを楽しむことで、仲間との絆(きずな)も強くなります。ゴルフは人生を豊かにしてくれる生涯スポーツです」とエールを送った。
平川商事が2003年から経営権を取得した「太子カントリー俱楽部」
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KOMAカントリークラブでは日韓ジュニア対抗戦を開催している |
2010年屋久島に開業した上質な大人のリゾート「sankara hotel&spa 屋久島」 |
平川 経都(ひらかわ・けんと) 1993年10月、大阪府生まれ。31歳。中学・高校・大学と14年間アメリカに留学。卒業後はアマゾンのエンジニアとして活躍。2020年に帰国後に平川商事に入射。現在は平川商事株式会社常務取締役、最高情報責任者・CIO。 |
緑の甲子園・個人戦は25年からJGAと「日本ジュニア」として共催
左から高ゴ連・井上理事長、中曽根会長、JGA池谷会長、山中専務理事 |
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一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(以下高ゴ連)と公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は、6月5日に、2025年度から日本ジュニアゴルフ選手権を共催することを、都内ホテルで発表した。
会見に出席した池谷正成JGA会長は、「日本ジュニアゴルフ選手権と緑の甲子園は、ジュニアゴルファーのみなさんが最も重要な試合として位置づけて熱戦を繰り広げてきましたが、ここ数年の記録的な暑さの中での競技は、選手の健康に危険な状況でありました。共催することで、選手のみなさんの負担が軽減され、それぞれの競技でベストなプレーをしてくれる環境を整えていけると考えました」と共催に至る経緯を説明。
また、中曽根弘文高ゴ連会長は緑の甲子園の今後について、「高校生の部は現在の形を踏襲する形で学校対抗として、また全国的に部活動が縮小傾向にある中学の部は、協力団体のジュニアゴルフクラブチーム連盟によるクラブチームとの連携を模索していきたい」と来年からの展望を語った。
25年度の全国高等学校・中学校ゴルフ選手権(緑の甲子園)は、日本一の高校・中学ゴルフ部を決める団体戦としてレギュレーションを見直すなどして開催。また日本ジュニアは、日本一のジュニアゴルファーの座を争う個人戦として行われる。
緑の甲子園8月3日開幕
「Sky presents 2024年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会 文部科学大臣旗争奪」
高校男子は日章学園が奪回へ。同女子は滝川二が有力
緑の甲子園と呼ばれている「Sky presents 2024年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会 文部科学大臣旗争奪」は8月3日に開幕。5日から2日間は団体の部、8日から2日間は個人の部が行われる。今回、前回大会のVTRと、今年の展望を占ってみた
(大会VTR&展望)
緑の甲子園の愛称で親しまれている「Sky presents全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会」。昨年の団体戦は、高校男子の埼玉栄高(埼玉)が5年ぶり4度目の優勝。同女子は、日章学園高が27アンダーの圧勝で連覇を達成した。
男子は埼玉栄の連覇に期待がかかるが、一昨年の優勝校・日章学園が王者返り咲きを狙う。ミズノオープンでローアマに輝いた丸尾怜央(3年)を筆頭に、長﨑煌心(2年)と岡村昴汰(1年)が連盟の強化合宿に招集されるなど、戦力的には群を抜いている。ほかにも春高覇者の外岩戸晟士(2年)を擁する代々木(東京)や大阪学院(大阪)などにも注目したい。
一方女子は、日章学園が前人未踏の3連覇を狙う。連覇達成時のメンバーに加え、新戦力が活躍すれば勝機は十分。また、ストップ・ザ・日章の一番手は、日本女子アマ覇者の鳥居さくら(3年)を擁す滝川二(兵庫)ではないだろうか。日本女子アマを勝ったことで、「プロテストが最終からとなり、スケジュール的に余裕ができた」と、キャプテンとしてチーム一丸となって、7月の海外メジャー「エビアン選手権」を制した古江彩佳プロが日本一に輝いて以来6年ぶりの文部科学大臣旗奪還を狙う。ほかにも昨年乃日本ジュニア覇者(12~14歳の部)の岩永杏奈(1年)を擁する大阪桐蔭(大阪)も虎視眈々(こしたんたん)と優勝を狙う。
また、中学の部は男女アベック優勝を果たした日章学園を止めるチームが出てくるのか。団体の部は8月5日から2日間、栃木・サンヒルズゴルフクラブ(高校の部)と、ピートダイゴルフクラブVIPコースで行われる。
昨年大会の高校団体男子の部を制した埼玉栄㊨と同女子の日章学園 |
中学の部は日章学園がアベックVを飾った |