楯目指し精鋭集結
春高春中ゴルフ
中高生ゴルファー3日間熱戦
春高・春中ゴルフの愛称で親しまれている「2024年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人の部」が3月19日から3日間、三木市内のゴルフ場でそれぞれ中高生個人戦が行われた。
オリムピックゴルフ俱楽部で行われた高校男子の部は、長﨑煌心(ながさき・こうしん、日章学園2年)が、2位と1打差の僅差で優勝した。また、チェリーヒルズゴルフクラブで行われた同女子の部は、岩永杏奈(大阪桐蔭高1年)がV。昨夏の団体戦に続き、全国2冠を達成した。
三木ゴルフ俱楽部で行われた中学の部男子は長﨑大星(日章学園中3年)が兄弟Vを達成。女子は廣吉優梨菜(折尾中3年)が優勝した。
同選手権は、来年も3月に三木市内にあるオリムピックGC、チェリーヒルズGC、三木GCの3コースで開催される。※学年は24年度。
文部科学大臣楯を目指してティーオフする高校生ゴルファー
三木GCで豪快なショットを放つ中学生ゴルファー
2024年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会
文部科学大臣楯争奪
日章学園 長﨑完勝
折尾 廣吉逆転
春高・春中ゴルフの愛称で親しまれている個人戦の全国大会「2024年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 文部科学大臣楯争奪 個人の部」が3月19~21日の3日間、兵庫・三木市内の3コースで行われた。高校男子はトータル6オーバーで長﨑煌心(日章学園高2年)が、最終日に4打差をひっくり返し逆転V。同女子は岩永杏奈(大阪桐蔭高1年)が4オーバーで、昨夏の団体戦Vに続く2冠を達成した。また、中学男子は長﨑大星(日章学園中3年)と廣吉優梨菜(折尾中3年)がそれぞれ頂点に立った。※学年は24年度
中学の部を制した長﨑大星㊨と廣吉優梨菜
(中学の部)
中学男子の長﨑大星(日章学園中3年)は初日から首位を一度も譲らず、完全制覇を達成した。
「前半はボギーが先行し、苦しかったが18番パー5でバーディーが決まってほっとした」。一時は道上嵩琉(たける、滝川二中3年)にトップを奪われるなど猛追されたが、「自分は追われるより、追うことが得意」と、最後は2位に3打差をつけての圧勝劇に安堵(あんど)の表情を浮かべた。
女子は、2日目まで本村紅音(宝塚中2年)が首位をキープしていたが、最終日にドラマが待っていた。「風が強かったが耐え抜くことができました。短いショットがピンに絡んだので、バーディーがたくさん取れた」と、廣吉優梨奈(折尾中3年)が、最終日に唯一のアンダーとなる3アンダーをマーク。3打差をひっくり返して中学女子の頂きに立った。
三木市3コースで開催
春高・春中ゴルフの舞台となったのは共催する三木市にある3コースだ。
高校男子会場となった「オリムピックゴルフ俱楽部」は、高低差30㍍のなだらなか丘陵地に18ホールを展開しているチャンピオンコース。関西オープンをはじめ、様々な競技が行われている。
高校女子の舞台は、世界的コースデザイナーのロバート・トレント・ジョーンズが設計した「チェリーヒルズゴルフクラブ」だ。2019年に日本女子プロゴルフ選手権を開催した。また25年10月には、日本女子オープンゴルフ選手権が開催される。
中学の部は、昨年に続き11月に男子ツアーのACNチャンピオンシップが行われる三木ゴルフ俱楽部で開催された。1973年に開場した変化に富む丘陵コースで、三木市を代表する名門コースの一つだ。
高校男子の部が行われたオリムピックGC
高校女子の部が行われたチェリーヒルズGC
ACNチャンピオンシップの舞台となる三木GCでは中学の部が行われた
共催の三木市・仲田市長(前列左から2人目)と記念撮影する高校の部入賞選手たち
日章学園 長﨑逆転V
最終日に4打差をひっくり返す大逆転劇を演じた長﨑煌心。初日は「風にのまれた」と、首位と6打差7オーバー39位タイでのスタートとなった。
「初日の悪かった点をフィールドバックした」と、2日目は、時折吹く強風にもきっちと対応し3アンダーをマーク。ごぼう抜きで一気に4位タイまで浮上した。
最終日は、2日目に首位に立った昨年日本アマチャンピオンの松山茉生(福井工大福井高1年)と、前年大会覇者の外岩戸晟士(ほかいわど・せいじ、代々木高2年)と同組でプレー。強風とプレッシャーのため、上位陣がスコアを崩していく中、「2人には刺激を受けたが、とにかく自分のゴルフを心がけ、コースマネジメントに徹した」と、2オーバーとスコアをまとめて、大逆転勝利で文部科学大臣楯を手に収めた。
また、中学男子の部では弟の大星(日章学園中3年)も優勝。「最後は追い上げられていたようですが、優勝できて良かった」と、兄弟Vも達成した長﨑。「今後はアプローチの精度をもっと上げていきたい。次は日本アマ優勝」。目標に掲げた7月の日本アマでは 位と戴冠(たいかん)こそ逃したが、春高覇者は今後もギアを上げていく。
豪快なショットを披露した長﨑煌心
大阪桐蔭 岩永春の女王
昨夏、団体戦を制して文部科学大臣旗を手にした岩永が、今度は楯を手に笑みを浮かべた。
初日は季節外れの降雪で約1時間遅れてティーオフ。「風が強く、ショットが安定しなかった。明日はアンダーでプレーしたい」と、耐えるゴルフでイーブンパーにまとめ、首位タイ発進を決めた。
2日目は前日の言葉通り1アンダーでプレー。トップに立った岡嵜マイヤ(岐阜聖徳学園高2年)と1打差の2位でフィニッシュ。2冠に向けて絶好の位置につけた。
強風が吹いた最終日は、3つのバーディーをとったが、「OBで少しリズムがおかしくなった」と1ダブルボギー、2ボギーのトータル1オーバーで前半を折り返した。
後半に入って14番パー5で4つめのバーディーを取ったが、続く15番パー4は痛恨のトリプルボギー。17番パー3でも「風読みを間違えた」と、グリーンオーバーしてダブルボギーを打ち、後半だけで4オーバーと苦戦したが、ライバルもスコアが伸びず、トータル4オーバーで、春高女王の座と副賞の「サントリーレディスオープン」出場権を射止めた。
「優勝できたことはうれしい。次は日本女子アマで優勝したい」。7月の日本女子アマでも首位と1打差2位と惜敗。日本一には届かなかったが、悔しさ胸に秘め、今後は日本タイトル奪取に挑む。
昨夏の団体戦に続き2冠を達成した岩永杏奈
代表候補にプロが指導
強化合宿兼選考会
派遣大会への日本代表としての強化を目的とする強化合宿兼選考会が4月21~24日の4日間、茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブで行われ、2024年度3月31日時点の連盟ポイントランキング上位の高校生17人(男子9人、女子8人)が参加した。
合宿では、連盟フィジカルコーチの廣戸聡一氏と西野貴治氏によるトレーニングをはじめ、連盟ヘッドコーチの鈴木規夫プロが技術指導したほか、JGTO(日本ゴルフツアー機構)規則委員の有賀淳氏によるゴルフ規則解説、暑熱対策やクラブやシューズの構造などの講義が行われた。
参加選手の中から、今年度のアジアジュニアゴルフチームチャンピオンシップ、日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権、JGTOおよびJLPGA、PGA競技へ出場選手が選ばれる。
強化合宿兼選考会に参加した高校生ゴルファー
参加選手はフィジカルトレーニング法に耳を傾けていた |
今回はミズノがクラブの構造を講義した |
2025年度第1回全国中学生High Quality 教育合宿
中学生に世界への心得
全国から18人参加
「2025年度 第1回全国中学生High Quality教育合宿 Supported by Yellow Angel」は5月16日から3日間、兵庫・三木市内で行われ、全国から選抜された中学生ゴルファー16人(男子8人、女子8人)が参加した。
16日は、合宿地である三木市の仲田一彦市長のあいさつで開校。その後、シドニー五輪背泳銅メダリストの佐々木(旧姓・中尾)美樹氏が、「世界を目指して」をテーマに講義を行った。
17日は、住友ゴム工業が「ゴルフボールの性能について」をテーマに講義を行ったあと、並河恭子プロがフィジカルトレーニングを実施。骨格標本などを使い、正しい体幹の作り方を教えた。午後は市内の名門コースに移動し、同連盟ヘッドコーチの鈴木規夫プロの指導が打球とパッティングを指導。その後、9ホールを実践練習した。
最終日は三木ゴルフ倶楽部で参加選手による競技会が行われ、男子の部は北本太一(郡山西中2年)、女子の部は岩永梨花が優勝。「教えていただいたことをプレーに生かしていきたい」と口をそろえた。
中学教育合宿に参加した中学生ゴルファー
![]() 骨格標本を使い、正しい大韓の作り方を始動する並河プロ |
講義ではオリンピアの佐々木美樹氏が体験談を披露した |
「コマカップ第24回日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権」
日本男子&女子韓国破った 男女とも接戦
日本と韓国の選抜選手による「コマカップ 第24回 日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権」が3月24日から3日間、奈良市のKOMAカントリークラブで行われた。
1日目は団体戦フォアボールマッチプレーが行われ、男子は5対1で日本が勝ち、女子も4対2で日本が勝利した。2日目の団体戦フォアサムマッチプレーは、男子が4対2で日本が連勝。逆に女子は6対0と韓国が圧勝した。最終日はシングルスマッチプレーが行われ、男子は9対3で韓国が勝利し、女子は9対3で日本が勝った。3日間トータルでは、男子が12対12と並んだが昨年成績により日本が勝利。女子は13対11と日本が辛勝した。なお、大会期間を通じて各チームで最も貢献した選手としてベストプレーヤーが選出され、日本チームからは白川統太郎と永田愛梨が選ばれ、韓国チームは男子がキム・ミンス、女子はパク・ヒョダムが受賞した。
大接戦の末、男女ともに日本チームが優勝した
KOMAカントリークラブでティーショットする日本選手
【第24回日韓対抗中学・高校生選手権出場選手】
武田 紘汰 生光学園高等学校(徳島県)2年
長﨑 煌心 日章学園高等学校(宮崎県)2年
岡村 昂汰 日章学園高等学校(宮崎県)1年
宇田川理茶度 目黒日本大学高等学校(東京都)2年
長澤 愛羅 ルネサンス高等学校(茨城県)2年
中嶋 月葉 作陽学園高等学校(岡山県)2年
永田 愛梨 浜松学芸高等学校(静岡県)2年
吉崎マーナ 沖縄カトリック高等学校(沖縄県)2年
道上 嵩琉 滝川第二中学校(兵庫県)3年
白川統太郎 北名古屋市立熊野中学校(愛知県)2年
福田 美来 稲美町立稲美中学校(兵庫県)3年
本村 紅音 宝塚市立宝塚中学校(兵庫県)2年
「2025トヨタジュニアゴルフワールドカップ」
日本男子2年ぶりV 女子は2位
連盟が主管する「2025トヨタジュニアゴルフワールドカップ」は6月24日から4日間、中京ゴルフ倶楽部石野コースで行われた。
日本チームは男子が2年ぶりに優勝した。1日目を2位タイで発進すると、長﨑大星(勇志国際高1年)の活躍もあり2日目で首位を奪取。最終日はアメリカチームに猛追されたが2打差で振り切り、優勝杯を手にした。個人戦でも長﨑が、コロンビア勢初のメダリストとなったトマスレストレポハラミリョと同スコアで優勝を分け合った。
女子は3日目まで首位をキープしたが、最終日にタイに逆転され2打差2位で終えた。昨年、初出場で2位と健闘したタイは、2年目にして悲願の初優勝を飾った。なお女子個人は、新地真美夏(共立女子第二高3年)が4日間一度も首位を明け渡すことなく完全Vを達成した。
◇最終成績
▽男子①日本536②アメリカ538③フランス548④韓国550⑤コロンビア552⑥イングランド554⑦メキシコ555⑦ニージーランド555⑦カナダ555⑪南アフリカ566⑪モロッコ576⑫チリ578
▽女子①タイ552②日本553③アメリカ560④カナダ561⑤イングランド568⑥ニュージーランド571⑦コロンビア573⑧イタリア584⑨モロッコ638
男子はV、女子も2位に入った日本選手団
【トヨタジュニアゴルフワールドカップ出場選手】
長﨑 煌心 日章学園高等学校(宮崎県)3年
松山 茉生 福井工業大学附属福井高等学校(福井県)2年
長﨑 大星 勇志国際高等学校(宮崎県)1年
岩永 杏奈 大阪桐蔭高等学校(大阪府)2年
新地真美夏 共立女子第二高等学校(東京都)3年
長澤 愛羅 ルネサンス高等学校(茨城県)3年
「THE ROYAL JUNIOR 2025」
女子は岩永優勝
連盟後援競技「THE ROYAL JUNIOR 2025」は4月18日から3日間、ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城・鉾田市)で行われた。
THE R&A、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)公認のもと、2022年よりスタートとしたTHE ROYAL JUNIOR。4回目となった本大会は、過去最多となる17の国と地域から男子50人、女子45人の選手が出場。日本からは男女各25人が、アマチュアの最高峰「全英アマ」「全英女子アマ」切符を目指して熱い戦いを繰り広げた。
男子は8000㍎越え、女子も7000㍎を越える距離に加えて、速くて固いグリーンとハードなコースセッティング。そして最終日は強風が吹く非常にタフな状況の中、男子はシンガポールのBrayden Leeが3日間合計を1オーバーでまとめて、海外勢として初V。全英アマチュアゴルフ選手権の出場権を獲得した。なお、日本勢は長﨑大星(日章学園高3年)が4位と健闘した。
女子は岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)が、堅実なゴルフを展開。3オーバーで優勝し、全英女子アマチュアゴルフ選手権、そして、アジアパシフィック女子アマチュアゴルフ選手権の出場切符を手にした。
全英出場を目指し、アジア太平洋地域のジュニア選手が参加
優勝したブレンダン・リーと岩永杏奈㊨
「ELECOM Presents U15全国ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」
札幌NB「仲間を信じてV」 合計23チーム
【主催】一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟
【後援】大阪府高等学校・中学校ゴルフ連盟、大阪府ゴルフ協会
【特別協賛】(株)八光
【協賛】三高商事、Sky、ジャパンクリエイトグループ、平川商事、トレビアン、ECC、東軸受、エム・エイ・エス、大勝建設、センコーグループ、三昌、名阪真空工業、コーニッシュ、千石、扶和メタル、K’s開発、ダイワフルーツ、ACN、澤田、西和商工、高田紙器、TAKEiCHI、秋野組、涼水設備、カワギシ、東洋ナット、アーチ、中西工業、HDフラワーホールディングス、高陽社、The Dining
全国のジュニアゴルフクラブチームが日本一の座を競い合う「ELECOM Presents U15全国ジュニアゴルフクラブチーム対抗戦」が3月30日から3日間、三重・津市にあるCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコースで行われた。
15歳以下のジュニアを対象にしたチーム戦で行われ、アスリートクラス9チームとエンジョイクラス14チームが出場した。
エンジョイクラスはクイーンとキングコースのアウトとイン使用して、各日9Hスクランブル戦を実施。またアスリートクラスは、初日(3月31日)ベストボール方式、2日目(4月1日)スクランブル方式の2日間合計で争われ、北海道と青森の連合チーム「札幌NB」が134ストロークで優勝した。「普段、PGAリーグで一緒にプレーしています。仲間を信じて助け合いながらプレーできました。とても楽しかったです」と、優勝杯を手にチームメート全員で喜びをかみしめた。大会成績は「ジュニアゴルフチーム連盟」のHPを参照。
全国クラブチーム対抗戦に出場したチーム
「ジャパンクリエイトカップ ジュニア&シニアオープントーナメント2025」
ジュニアの部 河口&福田V
プロの部は横尾要
【主催】一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟
【後援】公益社団法人日本プロゴルフ協会
【特別協賛】ジャパンクリエイトグループ
【協賛】ECC、福岡雷山GC、ゴルフパートナー、ジャパンクリエイト、バリューネットワーク、エムズプランニング、取手国際GC、テラオカ関西、バリューズ、Weve Energy、AWESOME GOLF、中日本フード、おぜき包装、センコー、Sky、有馬ロイヤルGC、M.I.H、レンテック中部、イオミック、ウィズワン、平川商事、高陽社
PGAシニアツアー後援競技「ジャパンクリエイトカップ ジュニア&シニアオープントーナメント2025」(賞金総額1580万円、優勝賞金シニアの部180万円、グランドシニアの部80万円)が8月1日から2日間、兵庫・神戸市の有馬ロイヤルGC・ロイヤルコースで行われた。
1日に行われたジュニアの部には77人が出場。7アンダー65で優勝した河口聖哉(興国高2年)は、横尾要プロと同組でラウンドし「ショートゲームがすごい。刺激になりました。今後に生かしていきたい」と目を細めた。また6アンダー66で女子の部を制した福田美来(滝川二高1年)は高橋勝成プロとラウンド。「周りへの気配りがすごい方でした。私もそんな選手になりたいと思います」と、優勝楯を手に笑みを浮かべた。
また、プロの部には50人が出場。シニアの部は2日間を12アンダーでプレーした横尾要(53)=フリー=が優勝賞金180万円を獲得。グランドシニアの部はG・マイヤー(63)=平川商事=が11アンダーで優勝した。
シニアの部で優勝した横尾要プロ(左はジャパンクリエイトグループ・五十嵐会長、右は連盟の井上代表理事
「八光カップ 大阪オープン2025 プロアマジュニアゴルフトーナメント」
プロ総合の部 日髙V プロ女子の部 久世V
山内鈴蘭さんら参加
【主催】一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟
【後援】大阪府高等学校・中学校ゴルフ連盟、大阪府ゴルフ協会
【特別協賛】(株)八光
【協賛】三高商事、Sky、ジャパンクリエイトグループ、平川商事、トレビアン、ECC、東軸受、エム・エイ・エス、大勝建設、センコーグループ、三昌、名阪真空工業、コーニッシュ、千石、扶和メタル、K’s開発、ダイワフルーツ、ACN、澤田、西和商工、高田紙器、TAKEiCHI、秋野組、涼水設備、カワギシ、東洋ナット、アーチ、中西工業、HDフラワーホールディングス、高陽社、The Dining
「Let’s Play Smart&Fast~マナーを未来へ~」を合い言葉に、男女プロとアマチュア、ジュニアゴルファー163人がプレーを楽しんだ。
アマチュアスペシャルゲストとして元メジャーリーガーの松坂大輔さんや俳優の石田純一さん、SKE48・AKB48元メンバーでタレントの山内鈴蘭さん、歌手・狩人として活躍する加藤高道さんも参加した。
ジュニアゴルフクラブチーム連盟アンバサダーに就任した鈴蘭さんは「プロになることだけが夢ではないです。夢に向かって頑張ることが大切」と、ジュニアゴルファーにエールを送った。プロの部総合優勝は、11アンダー60で日髙裕貴∥フリー∥がV。女子の部は久世夏乃香∥NSW∥が8アンダー63で優勝し、それぞれ賞金100万円を手にした。また、ジュニアの部は朝井結愛(峰塚中2年)が優勝。2位は溝川陽大(浪速中3年)、3位に吉村莉央(枚方第四中3年)が入った。
一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟アンバサダーに就任した山内鈴蘭さん(左は俳優の石田純一さん)
「リシャールミルチャリティートーナメント ジュニア・キッズイベント」
ナイスショットに歓声
8月2日、3日の2日間、男子プロツアー「リシャール・ミルチャリティーペアマッチ&トーナメント」の会場となった石川・能登CCで「リシャールミルチャリティートーナメント ジュニア・キッズイベント」を開催した。このイベントは、ゴルフ初心者の子どもたちに、ゴルフの楽しさを伝えようと、JGTOをはじめ、地元の金沢学院大学、高校、中学校のゴルフ部、ピンゴルフの協力で行われた。
当日は、スナッグゴルフ協会との共同企画として「スタンプラリー」を実施。またプロのトーナメント解説を聞きながら観戦したり、試合で使用しないコース(9ホール)を使ってゴルフラウンド体験(2ホール)を行った。とくにラウンド体験では、ピンゴルフの協力でジュニア用クラブが用意され、初めて握るゴルフクラブに戸惑いながらも、ナイスショットが出るたびに歓声が起こっていた。
金沢学院のゴルフ部員が見守る中、ゴルフ体験するジュニアゴルファー
【今後の予定】
◆センコーpresents第2回U15全国ジュニアゴルフフェスティバル(8月17~19日、蒲生GC)
15歳以下、平均スコア100以上のエンジョイクラスによる団体戦。スナッグゴルフ体験や様々なアトラクションも実施するゴルフスターターイベント。
◆第4回ジュニアスポーツフェスティバル(10月11日・12日、天王寺公園 てんしば広場予定)
当日は無料でゴルフはもとより、野球やサッカー、バスケットボール、ラグビーや跳び箱などのスポーツを体験できる。
◆第2回U15全国ジュニアアスリートゴルフクラブチーム選手権(2026年1月11日・12日、太平洋クラブ大洗シャーウッドコース)
15歳以下のアスリートクラスによる団体戦。
※大会詳細は「JGCF」公式HPを参照してください。
高ゴ連を応援!株式会社ACNホールディングス
ゴルフを通じて人として成長してもらいたい
藤岡義久代表 中高生ゴルファーたちへエール!
「ゴルフを通じて青少年の人間教育を|」を理念に掲げている一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(以下高ゴ連)を応援しているのが、総合ソリューションコンサルティング企業「株式会社ACNホールディングス」(大阪市北区)。今回、同社の代表取締役会長兼社長を務める藤岡義久氏(63)にジュニアゴルフ育成に対する熱意を取材した。
俳優の向井理やプロゴルファー・堀川未来夢を起用したテレビCMでおなじみの「株式会社ACNホールディングス」は、「新しい価値の創生」を企業理念に掲げ、OA機器や空調などのオフィスに必要な設備から、「Aシェア」をはじめとするオフィス不動産までをサポート含め取り扱う総合ソリューションコンサルティング企業。
「創業当時、取引先の経営者がゴルフをする人が多かった。それからゴルフが趣味になりました」と、社業発展とともに藤岡代表の腕前もメキメキと上達。そんな時、「男子プロの技術力やホスピタリティー、迫力あるプレーに感動した」と、堀川未来夢や平田憲聖ら有望な男子プロをサポート。また、3年前には「歴史あるトーナメント(三菱ダイヤモンドカップ)の火を消したくない」と、後継試合として「ACNチャンピオンシップ」を主催。今年からは男子チャレンジトーナメントである「ACNツアー」を冠サポートしている。
ゴルフ界の発展を思う同社と高ゴ連との出会いは、3年前のACNチャンピオンシップの会場。「ゴルフがうまいだけがすべてではない。ゴルフを通じて人として成長してもらいたい」という高ゴ連・井上尚彦理事長の考えと、藤岡代表の思いが一致。「世界に通用する人材を育てていきたい」と、将来のゴルフ界を担う高校生、中学生の支援とを決めた。
最後に藤岡代表は「メジャーで活躍する大谷選手の人間性のすばらしさは誰もが知る通りです。ジュニアのみなさんは日本のみならず、世界の人々に応援されるプロを目指してほしい」とエールを送った。
◆藤岡 義久(ふじおか・よしひさ)1962年3月1日、大阪府生まれ。63歳。株式会社ACNホールディングス・代表取締役会長兼社長。1997年に「株式会社ACN」を設立。趣味はゴルフ。現在、JGTOツアー「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」をはじめ、男子下部ツアー「ACNツアー」など、男子ツアーを中心にスポンサードしている。
大阪市北区にあるCAN本社。エントランスではCMでおなじみのAiロボ「Oppu」が迎えてくれる
「Sky presents 2025年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権
文部科学大臣旗争奪 団体の部」
緑の甲子園8・25開幕
高校男子の部 昨年2位・興国リベンジ燃える
高校女子の部 昨年悲願の初V・大阪桐蔭今年も
中学男子の部・中学女子の部 日章学園V奪還へ
緑の甲子園と呼ばれている「Sky presents 2025年度 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権 文部科学大臣旗争奪 団体の部」は8月25日に開幕。競技は高校の部が27日から栃木・サンヒルズGCで3日間、中学の部は27日から栃木・ピートダイGC VIPコースで2日間行われる。前回のVTRをもとに今年の展望を占ってみる。(特別取材班)
今年から個人戦が日本ジュニアと統合され、団体戦のみとなった「緑の甲子園」。いままで2日間大会だったが、高校の部は2日間から予選ありの3日間へと変更された。
2日間を予選競技と位置づけ、最終日は男女各8校による決勝競技を実施。あらたなレギュレーションでは、予選競技の成績(スコア)は決勝に持ち越さないため、最終日は横一線からのスタートとなり、モチベーションが保たれることで、各校の選手起用など、団体戦の妙味がさらにアップする。
昨年は悪天候のため、2日間18ホール(1日目9ホール、2日目9ホール)の短期決戦となり、男子が千葉黎明高、女子は大阪桐蔭高がともに悲願の初Vとなったが、3日間競技となる今年は、個々の技術力、体力、それにチーム力がそろっている高校が上位にくることが予想される。
男子は昨年2位の興国高に注目したい。前年は3年生2人、2年生1人、1年生2人のメンバーながら、初日は優勝した千葉黎明高と首位タイ発進。2日目は伸ばせずに2打差で悔し涙をのんだ。ほかにも中学時代に5連覇達成メンバーが主軸になってきた日章学園高も王者返り咲きを狙う。
女子の注目筆頭は、昨年悲願の初優勝を飾った大阪桐蔭高だろう。絶対的エース・岩永杏奈(2年)を中心に昨年のVメンバーは健在。連覇に向け準備は整っている。追うのはルネサンス高か。2年生と1年生で編成した昨年は14位に終わったが、ナショナルチームに選ばれている長澤愛羅、田村萌来美の実力派3年生が出場すれば、文部科学大臣旗も視界に入ってくる。いずれも予選、決勝での選手起用がカギを握るだろう。
2日間大会の中学の部は、男女ともに昨年連覇が途絶えた日章学園中が優勝旗奪還に燃える。男子の部の注目は沖学園中だ。優勝経験校だけに、団体戦の戦い方は分かっているはずだ。また、女子の部は昨年Vの埼玉栄の連覇に期待がかかる。

高校の部男子は千葉黎明高(中央から右)、同女子は大阪桐蔭高がともに初V
中学女子の部で優勝した埼玉栄中 |
中学男子は滝川二中が優勝した |
「日本ジュニアゴルフ選手権競技 Presented by Sky」
緑の甲子園個人戦と日本ジュニアゴルフ選手権競技統合
今年から連盟が主催していた「緑の甲子園個人戦」と公益社団法人日本ゴルフ協会(JGA)が主催する「日本ジュニアゴルフ選手権競技」が統合。2025年度のジュニアゴルファーNO1決定戦「2025年度(第69回)日本ジュニアゴルフ選手権競技Presented by Sky」(高ゴ連、JGA共催)として8月20日から3日間、霞ヶ関カンツリー倶楽部(15~17歳の部)と東京ゴルフ倶楽部(12~14歳の部)で開催される。
昨年の緑の甲子園は、高校の部が小川琥太郎と仲村梓。中学の部は神永直輝と福田美来がそれぞれV。一方の日本ジュニアは15~17歳の部が西山陽斗と長澤愛羅、12~14歳の部は長﨑大星と廣吉優梨菜が制した。
真のジュニアゴルファー日本一は誰の手に|。日本タイトルをかけて中高生ゴルファーが埼玉の地で熱い戦いを繰り広げる。
中学の部はピートダイGC VIPコースで行われる |
高校の部の舞台となるサンヒルズGC |
【2025年度今後のスケジュール】
9/23~24 PGAジュニアゴルフ選手権大会 太平洋クラブカップ 太平洋クラブ益子PGAコース(栃木)
11/18~20 アジアジュニアゴルフチームチャンピオンシップ グンサンリゾートカントリークラブ(韓国)
10/14~ スポーツ報知ジュニアゴルフ選手決勝マッチプレー競技 白山ヴィレッジゴルフコース(三重)
11/26~28 ISPSハンダ全国中学校・高等学校選抜ゴルフマッチプレー選手権大会 カヌチャゴルフコース(沖縄)
26年1/3~6 ジュニアオレンジボウルインターナショナルゴルフ選手権 Biltmore Golf Course(米国)
3/16~20 全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会 高校男子:オリムピックゴルフ倶楽部
高校女子:チェリーヒルズゴルフクラブ
中学男女:三木ゴルフ倶楽部
3月予定 日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権 グンサンリゾートカントリークラブ(韓国)