ゴルフ部創設の目的
数あるスポ一ツの中でゴルフ競技の大きな特徴の1つは、通常、レフェリーが立ち会わないということです。それは、ゴルフがフェアプレ一を重んじるスポ一ツであって、「ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正をおかす者はいない」ということが基本的考え方になっているからです。それ故、マナー、エチケット、スポーツマンシップを特に要求されるスポーツなのです。その精神を選手一人ひとりが順守・実践するように教育していくことで、ゴルフ界のさらなる発展につながっていくことと自負しております。 また当連盟では、このフェアプレー精神こそが選手が社会に出て様々な分野で活躍するときの基本的な精神軸になると考えております。実技だけではなく、礼儀とマナーが人格形成に最も大切なことである点を教育しております。 以上、ゴルフを大切な教育活動と捉え、それを多くの学校に理解していただくのが当連盟の使命であり、今後のゴルフ界の発展に寄与するための礎となる所存です。
ゴルフ部創設のメリット
- 人間教育に最適
- 創設目的にある通りゴルフは通常、レフェリーがいません。選手自らが審判員であり常に自己で考え、解決するスポーツです。
- ゴルフは、ルール、マナー、エチケット、他のプレーヤーへの思いやりを一番に重要視しているスポーツです。
- スポーツ未経験の生徒、
クラブに所属していない生徒でも始めやすい
- ゴルフは老若男女問わず同じフィールドでプレー出来る生涯スポーツです。体力に自信がない生徒でも可能です。
- 大学進学(スポーツ推薦、AO入試等)が可能
- 全国のほとんどの大学にゴルフ部(同好会含む)があります。強化指定クラブになっている大学が多数あり進学実績にもつながります。
- 就職活動に役立ちます
- ゴルフはコミュニケーション能力が身に付きます。将来、社会に出た際に、ゴルフを経験していることによって活躍の機会が増えます。
- オリンピック正式種目
- 112年ぶりに2016年リオデジャネイロからゴルフが正式種目になりました。生徒たちに夢と希望を持たせる機会となります。
- メディアにとりあげられる
- ゴルフは世界的にもメジャーなスポーツとして人気があり、それ故、新聞や雑誌、テレビ等においてもプロ、アマチュアを問わず頻繁に報道されています。また、当連盟も機関紙を発行するなどして、積極的に取り上げています。
連盟のサポート体制
ゴルフ部の創部にあたり、一番心配されているのは顧問の問題だと思います。現状、各校の顧問自身がゴルフ指導(技術面)を行っている例はあまり多くはありません。
当連盟では、ゴルフ部を創部する場合に、指導者の問題を気軽にご相談いただければ、様々なアドバイスをさせていただきます。将来的には、日本プロゴルフ協会(PGA)や各地区学生ゴルフ連盟とタイアップすることで、技術指導の充実を図り、また定期的に指導者講習会を開催することで、各校顧問のスキルアップをサポートしていきたいと思っております。
ゴルフ部創設に関するQ&A
- ゴルフ経験のある指導者がいないのですが、大丈夫でしょうか?
- 顧問がゴルフ経験なくても大丈夫です。現在、指導経験がなかった顧問が活躍されています(ゴルフ部紹介記事を参照)。指導及び運営については地区連盟役員が全面的にバックアップ致します。また、各地区主催の各種講習会にも参加が可能です。技術指導者が必要な場合は、連携の各地区ゴルフ団体、プロ団体からの派遣(契約)も可能です。教職員であれば大丈夫です。
- ゴルフ部創設には何名の部員が必要ですか?
- 一人からでも大丈夫です。個人戦大会に出場可能です。ただし、団体戦出場には最低3名の登録が必要となります。
- ゴルフ用具についてサポート体制はありますか?
- あります。当連盟と連携しているゴルフパートナーをはじめ、ゴルフ関連の協賛企業、賛助会員各社からのサポートが可能です。
- ゴルフ練習場が校内になくても大丈夫ですか
- 加盟校のほとんどが校内に練習施設を持っていません。なかには、校内に簡易な打撃練習場を設置している学校があります(ゴルフ部紹介記事を参照)。校外の近隣練習場(打撃練習場・ゴルフ場)についても当連盟から紹介が可能です。
- ゴルフ部創設の費用は?
- 連盟への加盟登録費の他に民間の打球練習場を使用した場合、その使用料が必要です。練習代などが高額に思われがちですが、生徒たちが施設の清掃やボール拾いを手伝うなどして、練習場から特別なジュニア料金を設定していただくなど、料金面で優遇いただけることもあります。
- ゴルフの大会は平日開催が多いのではないですか?
- 近年の大会は、学業に支障のないよう学校休暇期間及び土曜日、日曜日開催に移行しています。