ゴルフ部創設マニュアル

アマチュア 渕野ひかる 大分高等学校出身
同志社大学4年生
2016年日本女子学生ゴルフ選手権2位

礼儀・コミュニケーション・自主性学ぶ

 私がゴルフを始めたのは10歳とき。祖母がしていたこともあり、近くの練習場に連れていかれたのがきっかけです。その後、中・高一貫校の大分中学に進学、中学時代は個人で練習していましたが、高校になってゴルフ部に入部しました。放課後の練習だけなので、大好きなゴルフをする時間は短かったですが、集中することを覚え勉強とゴルフを両立させながら過ごした3年間はとても充実していました。
 ゴルフ部時代の一番の思い出は合宿と団体戦。当時、部員は男女合わせて30人。みんな仲が良く、団体戦での全国大会出場に向けて切磋琢磨。お陰様で2年生の時に団体戦の全国切符を獲得できました。
 部活で身に着いたことは礼儀とコミュニケーション力。そして自主性です。大分高校は練習も比較的自由ですし、試合に遠征するときでも自分たちだけで行動しました。これらは社会に出た時にも必ず役に立つものだと思います。
 最後にゴルフは何歳になってもできるスポーツです。私はいまでも家族でゴルフを楽しんでいます。
プロゴルファー 出水田大二郎 樟南高等学校出身
2018男子プロゴルフツアー
「RIZAP KBCオーガスタ」初優勝

「フォア・ザ・チーム」の精神を大切に

 高校でのゴルフ部時代の3年間で一番の思い出は、やはり部員全員で一つの目標(全国大会)に向かって練習してきたことです。ゴルフは個人競技だと思われがちですが、合宿もありますし先輩や後輩などの上下の関係もあります。部活で礼儀やマナー、コミュニケーション力が養われたと思います。これはプロになった今でもすごく役立っています。
 また、監督(顧問)の先生は、プロになった私の成績をいまでも気にしてくださっており、部活動の3年間を通しての恩師との絆はいまでもつながっています。
 私は学生ゴルフの妙味は団体戦だと思っています。個人戦に比べて団体戦は、独特の雰囲気があり特有の攻め方や守り方があります。だから「フォア・ザ・チーム」の精神でプレーしてきました。
 ナイスショットしたときの感覚はなんともいえないし、天然の芝の上でのプレーはとても気持ちがよい。ゴルフって最高のスポーツだと思います。
 最後に、私はゴルフ部にいた3年間を振り返り、「ゴルフ部に入部してよかったなぁ!」と実感しています。